Ja/SummaryBook/5
Chapter 5: 購買管理
ここでは本の買取のフローを記述します。
・個人「武藤啓二」より本の買取-入荷-支払い
・業者「佐々木出版社」へ中古本の発注-入荷-支払い
の処理フローを記載します。
Contents
要求
ここでは要求伝票は設定しませんが[メニュー]⇒[購買管理]⇒[要求]ウィンドでは購買要求を出すことが可能です。 (「要求明細」タブに購入したい製品名等を選択する) また、[製品]ウィンドの「補充」タブで在庫発注点を選択し、その発注点より在庫が下回ると その分の要求伝票を切ることも可能です。 ([メニュー]⇒[製品管理]⇒[補充リポート]で実行する。) なお”上司承認”といったワークフロー設定をすることも可能です。 要求伝票から発注伝票への変換は[メニュー]⇒[購買管理]⇒[要求から発注を作成]で行います。
個人「武藤啓二」より本の買取
"龍の玉 第一巻"の買取を記述します。なお支払いは現金とします。
発注
[メニュー]⇒[購買管理]⇒[発注]を開き、以下のように入力し「完了」ボタンを押し処理を完了させてください。
File:Ja発注.JPG
File:Ja発注-発注明細.JPG
"支払い期間"は適当に設定してください。(下記は例)
File:Ja支払い期間.JPG
なお、"未仕訳"ボタンをクリックすると仕訳が実行されます。仕訳の実行結果は"仕訳済み"ボタンをクリックすると確認でき、発注時の仕訳は下図のようになります。
File:Ja発注仕訳.JPG
仕訳実行を自動化する方法をここに記載しました。メンドクサイ人はお試しあれ。
入荷
入荷入力には以下の二通りのやり方があります。 * 発注内容を参照して入荷入力 * 発注内容を参照しないで入荷入力(後で[メニュー]⇒[購買管理]⇒[組み合わせた発注-受入-請求]で発注内容と紐付ける) 今回は「発注内容を参照して入荷入力」で行います。
[メニュー]⇒[購買管理]⇒[受入]を開き、下記のように入力後、「明細の作成元を選択」ボタンを押します。
File:Ja受入.JPG
「出荷/受入・・・明細の作成元を選択」画面にて、発注ウィンドで作成した伝票を選択しOKボタンを押します
File:Ja出荷受入.JPG
「受入明細」タブを開くと、下記のように発注ウィンドで登録した内容が反映されていることがわかります。
File:Ja受入-受入明細.JPG
「受入」タブに戻り、「完了する」ボタンを押し、処理を完了させます。完了させた後、未仕訳ボタンを押し、仕訳を行います。
仕訳結果は下図です。
File:Ja受入-仕訳.JPG
請求管理
現金で支払うこととします。
[メニュー]⇒[購買管理]⇒[請求(仕入先から)]を開き、下図のように入力し、"明細の作成元を選択"ボタンをクリックします。
File:Ja請求.JPG
「請求・・・明細の作成元を選択」画面にて、先ほど受け入れた伝票を選択しOKボタンをクリックします。
File:Ja請求明細の作成元を選択.JPG
「請求明細」タブを選択すると、受入ウィンドで登録した内容が反映されていることがわかります。
File:Ja請求-請求明細.JPG
上記手順では手動にて請求伝票、請求明細を作成していますが、入荷処理実行後、自動的に請求伝票、請求明細が作成されるよう 設定することができます。設定手順はここに記載しました。
「請求」タブにて"完成"ボタンをクリックし処理を完成させ、仕訳を実行します。
仕訳結果がこれです。
File:Ja請求-仕訳.JPG
支払手続き
現金による払い出しのため、現金出納帳を使用します。
[メニュー]⇒[債権債務管理]⇒[現金仕訳帳]を開くと、以下のように登録されいているので、"完了する"ボタンをクリックし処理を完了した後、仕訳を実行します。
File:Ja現金仕訳帳.JPG
File:Ja現金仕訳帳-現金明細.JPG
仕訳結果は下図のようになります。
File:Ja現金仕訳帳-仕訳.JPG
仕訳の勘定科目が"小口現金(大阪)"となっています。この勘定科目を変更した場合、
http://cozy56.blog24.fc2.com/blog-entry-26.htmlを参考にして現金出納帳資産の勘定科目を変更し、
上図の仕訳画面にて"再び投稿"ボタンを押すと変更した勘定科目で仕訳結果が訂正されます。
業者「佐々木出版社」へ中古本の発注
"龍の玉 第一巻", "龍の玉 第二巻", "龍の玉 第三巻"を掛取引にて購入するフローを記述します。
発注
"個人「武藤啓二」より本の買取"の発注手続きと同様の手順で、発注明細タブにて"龍の玉 第一巻", "龍の玉 第二巻", "龍の玉 第三巻"をそれぞれ記述して掛取引にて処理を完了させてください。
File:Ja発注-発注明細2.JPG
支払い期間は下記のように設定してください。(ただし、下記名称通り「月末締め、翌々月5日支払い」で動作するか未検証です)
File:Ja支払期間2.JPG
入荷
"個人「武藤啓二」より本の買取"の受入手続きと同様の手順で、処理を完了させ、仕訳を実行させてください。
File:Ja受入-受入明細2.JPG
なお仕訳結果は下記のようになります。
File:Ja受入-仕訳2.JPG
請求管理
"個人「武藤啓二」より本の買取"の請求管理と同様の手順で、支払いタイプで"掛取引"を選択して処理を完了させ仕訳を実行させてください。
File:Ja請求-仕訳2.JPG
支払手続き
銀行振り込みで支払います。
銀行口座の設定
[メニュー]⇒[システム管理設定]⇒[組織ルール]⇒[銀行]を開き、下記のように設定してください。
File:Ja銀行.JPG
File:Ja銀行-銀行口座.JPG
支払手続き
[メニュー]⇒[債権債務管理]⇒[支払い割当]を開き、下記のように設定し、処理を完了させ、仕訳を実行させてください。
請求フィールドでは、請求ウィンドで作成した請求を選択してください。
File:Ja支払いと受取り2.JPG
仕訳結果がこれです。
File:Ja支払いと受取り-仕訳2.JPG
割当
"買掛金"と"支払中買掛金"をリンクさせます。
[メニュー]⇒[債権債務管理]⇒[割当表示]を開き、仕訳を実行します。
File:Ja割当表示2.JPG
仕訳結果がこれです。
File:Ja割当表示-仕訳2.JPG
銀行明細作成
[メニュー]⇒[債権債務管理]⇒[銀行取引明細]を開き、下記のように入力した後、「明細の作成元を選択」ボタンをクリックしてください。
File:Ja銀行取引明細.JPG
「銀行取引明細・・・明細の作成元を選択」画面にて、支払い手続きにて作成した支払い伝票を選択してOKボタンをクリックしてください。
File:Ja銀行取引明細-明細の作成元を選択.JPG
そして処理を完了させ、仕訳を実行してください。
開始残高フィールドには現在の銀行口座の預金金額が入りますが、ここではゼロとしています。
File:Ja銀行取引明細2.JPG
仕訳結果がこれです。
File:Ja銀行取引明細-仕訳.JPG
仕訳内容のまとめ
[メニュー]⇒[成績分析]⇒[会計事実貸借]を実行すると、仕訳結果一覧が表示されます。 File:Ja会計事実貸借.JPG