Ja/SummaryBook/4
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Chapter 4: 取引先と製品の設定
取引先の設定
ADempiereでは、顧客も仕入先も従業員も"取引先"として設定します。
取引先が「顧客」かつ「仕入先」である場合、顧客登録、仕入れ登録と二重入力することを防ぐためです。
取引先グループの設定
取引先グループでは、「中古本取り扱い会社」ということで
- 業者からの買取、業者への売り
- 個人からの買取、個人への売り
ということで、"業者"と"個人"というグループを作成したいと思います。
[メニュー]⇒[取引先関連]⇒[取引先ルール]⇒[取引先グループ]を開き、下記のように設定して保存します。
File:Ja取引先グループ.JPG
同様のやり方で"業者"というグループも作成してください。
取引先の設定
取引先を設定します。
[メニュー]⇒[取引先関連]⇒[取引先ルール]⇒[取引先]を開き、以下のように設定してください。
File:Ja取引先-佐々木出版社.JPG
「仕入先」タブにて下記のように"仕入れ先"にチェックを入れてください。
File:Ja取引先-佐々木出版社-仕入先.JPG
「住所」タブにて住所を適当に設定してください。(下記は例)
File:Ja取引先-佐々木出版社-住所.JPG
「ユーザ」タブにてユーザ名を適当に設定してください。(下記は例)
File:Ja取引先-佐々木出版社-ユーザ.JPG
これで佐々木出版社の取引先設定は終わりました。
なおADempiereでは、取引先、得意先or仕入先(両方同時設定も可能)、住所、ユーザを設定しないと、購買や受注フェーズで取引先として使用できないのでその点を今後ご注意ください。
あと、下記も設定してください。("武藤啓二"という個人会員を想定)
- 取引先名:武藤啓二
- 取引先グループ:個人
- 得意先および仕入先にチェックを入れる
- 住所:(適当で)
- ユーザ:武藤啓二
なおマーケティングの観点から年齢、性別等を入れたい場合、ウィンドに新しいフィールドを追加するで年齢、性別等の入力欄を設定することができます。
また今回は関係ありませんが、販売等で代理店を含む場合(注文は代理店から来るが、商品は顧客に配送、で代理店に請求、と言う場合)は、[取引先関係]というウィンドを使用して、代理店-顧客の関係を構築することが可能です。
製品、製品価格の設定
ここでは「竜の玉 1,2,3巻」というマンガを登録します。
価格リストの設定
[メニュー]⇒[製品管理]⇒[製品管理ルール]⇒[価格リスト]を開き下記のように入力して保存する。
File:Ja価格リスト.JPG
「バージョン」タブを選択し、下記のように入力して保存する。
File:Ja価格リスト-バージョン.JPG
上記同様に「販売価格」の価格リストも作成する。(この際、「価格リスト」チェックボックスにチェックを入れること)
製品カテゴリの設定
[メニュー]⇒[製品管理]⇒[製品管理ルール]⇒[製品カテゴリー]を開き、下記のように設定し保存する。
File:Ja製品カテゴリー.JPG
測定単位の設定
[メニュー]⇒[製品管理]⇒[製品管理ルール]⇒[測定単位]を開き、下記のように設定し保存する。
File:Ja測定単位.JPG
製品および価格の設定
[メニュー]⇒[製品管理]⇒[製品管理ルール]⇒[製品]を開き下記のように保存する。
File:Ja製品.JPG
また「価格」タブにて下記のように設定する。
File:Ja製品-価格.JPG
上記を参考にして、竜の玉2,3巻、および各々の販売価格(定価・標準価格100, 最低価格50)、買取価格(定価・標準価格10, 最低価格0)を設定する。